当ページで案内しているSmartHRの年末調整機能の内容は、2021年(令和3年)版のものです。
2022年(令和4年)版の年末調整機能の公開時期は秋頃を予定しています。
なお、画面や文言、一部機能は変更になる可能性があります。
公開時期が決まり次第、アップデート情報でお知らせします。
A. SmartHRの従業員情報として[家族情報]の[税法上の扶養状況]に以下3つの情報がすべて登録されている必要があります。
- [扶養状況]が「扶養しない」
- [税法上の被扶養者でなくなった日]が「当年の日付」
- [税法上の扶養から削除された理由]が「死亡」
上記3つの情報が登録されている[家族情報]をSmartHRから削除していても、過去に家族情報が登録されていた事実があれば、今年亡くなった扶養親族として年末調整機能に取り込みます。
なお、すでに年末調整機能に従業員情報を取り込み、依頼グループを作成している場合は、「あとから年末調整機能に情報を反映させる方法」の内容を参考に、年末調整機能に従業員情報を取り込み直してください。
年末調整機能での今年亡くなった配偶者・扶養親族情報の表示
今年亡くなった配偶者・扶養親族の情報は、年末調整機能の画面や書類では下図のとおり表示します。
年末調整の収集情報画面
例:今年亡くなった配偶者の場合、収集情報画面上部に"今年税扶養から削除され、削除理由が「死亡」の配偶者を表示しています。"というメッセージが表示されます。
給与所得者の扶養控除等(異動)申告書
例:今年亡くなった配偶者の場合、[A:源泉控除対象配偶者欄]に、異動月日及び事由を添えて表示します。
年末調整のアンケート画面(従業員から見える内容)
例:今年亡くなった配偶者の場合、配偶者の情報を入力する画面上部に"今年税扶養から削除され、削除理由が「死亡」の配偶者を表示しています。"というメッセージが表示されます。
あとから年末調整機能に情報を反映させる方法
すでに年末調整機能に従業員情報を取り込んでいる状態でSmartHRの[家族情報]を更新しても、年末調整機能の情報は更新されません。
情報を反映させるには、年末調整機能の収集情報に直接入力する方法と、SmartHRの[家族情報]を更新後、年末調整機能から従業員情報を一度削除し、あらためて追加する方法があります。
状況に応じて、いずれかの方法で対処してください。
収集情報を直接編集する
収集情報画面で以下に沿って情報を入力し、[保存]をクリックしてください。
■配偶者の場合
- 収集情報画面で[配偶者情報]のタブをクリックして、画面表示を切り替える
- [配偶者の有無]で[配偶者はいる]を選択
- [配偶者を扶養対象とする年]で[今年扶養する]を選択
- [税法上の扶養になった日]に「死亡した日付」を入力
- [税法上の扶養になった理由]に「死亡」を入力
■扶養親族の場合
- 収集情報画面で[扶養家族情報]のタブをクリックして、画面表示を切り替える
- [扶養家族nの扶養対象]で[今年扶養する]を選択
- [税法上の扶養になった日]に「死亡した日付」を入力
- [税法上の扶養になった理由]に「死亡」を入力
扶養家族情報が1人も登録されていない場合は、画面下部にある[扶養家族を追加▼]>[従業員の扶養家族を追加]をクリックしてから操作をはじめてください。
収集情報を直接編集する方法で対処する場合の注意点
1. 従業員が年末調整のアンケートに「配偶者・扶養親族はいる」と回答すること
従業員が年末調整のアンケートに回答する際、配偶者・扶養親族の有無を確認する設問で[はい](配偶者・扶養親族はいる)と回答する必要があります。
[いいえ]を選択してしまうと、今年亡くなった配偶者・扶養親族を年末調整書類に反映できないため、ヒントメッセージ設定で補足する、事前に対象従業員に連絡するなどの対応をしてください。
2. 収集情報CSVに、今年亡くなった配偶者・扶養親族は「扶養されている」状態として出力されます
今年亡くなった配偶者・扶養親族を収集情報から直接登録する場合、仕様上、配偶者・扶養親族を扶養している状態で登録する必要があります。
収集情報CSVを利用する際は、必ず正しい扶養状況を確認してください。
従業員情報を年末調整機能から削除し、再度、追加する
以下のヘルプページを参照して、従業員を削除・追加してください。