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年末調整

SmartHRで作成した所得金額調整控除申告書の「他の所得者が控除を受ける扶養親族」について注意点と対処法

対象読者:
管理者・担当者向け
対象プラン:
労務管理人事・労務エッセンシャルプロフェッショナル¥0HRストラテジー

従業員に「他の所得者が控除を受ける扶養親族」がおり、従業員本人の年収が850万円を超える場合、本人も所得金額調整控除を受けられます。 ただし、所得金額調整控除申告書に記載する「他の所得者が控除を受ける扶養親族」について、SmartHRの仕様上、従業員による記入が必要になる場合があります。 2つの注意点と対処法をご覧のうえ、対応をお願いします。

1. マイナンバーを収集・印字できません

SmartHRでは扶養親族のマイナンバーの収集・管理ができますが、年末調整機能でのみ収集できる「他の所得者が控除を受ける扶養親族」はマイナンバーの収集・管理ができません。

年末調整機能で作成した所得金額調整控除申告書には「他の所得者が控除を受ける扶養親族」のマイナンバーが印字されないため、お手数ですが下記の方法で対処をお願いします。

対処法

SmartHRで作成した所得金額調整控除申告書を印刷し、従業員に「他の所得者が控除を受ける扶養親族」のマイナンバーの追記を依頼してください。

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2.特別障害者に該当する事実を印字できません

年末調整機能で作成した所得金額調整控除申告書に、「他の所得者が控除を受ける扶養親族」の特別障害者に該当する事実(下記)を印字できません。

お手数ですが下記の方法で対処をお願いします。

対処法

SmartHRで作成した所得金額調整控除申告書を印刷し、従業員に「特別障害者に該当する事実」の追記を依頼してください。

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「他の所得者が控除を受ける扶養親族」の判別方法

上記1と2に対処していただく場合、所得金額調整控除申告書の情報だけでは、印字された扶養親族が「控除対象(年少扶養)親族」と「他の所得者が控除を受ける扶養親族」のどちらに該当するのか判別ができません。

お手数ですが下記の方法で親族の情報を確認してください。

対処法

下記いずれかの方法で、「他の所得者が控除を受ける扶養親族」の有無を確認してください。

A:今年の扶養親族差分リストCSVを確認する

今年の扶養親族差分リストCSVの、対象扶養親族欄に「他の所得者が控除を受ける扶養親族」の表示があり、「★差分種類」に「追加」と表示されている対象者を確認してください。

「他の所得者が控除を受ける扶養親族」はSmartHRからは同期されないため、必ず差分として表示されます。

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B:アンケートの回答履歴を確認する

アンケートの回答履歴で「他の所得者が控除を受ける家族の有無確認」という設問と、その回答を確認します。

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C:収集情報を確認する

年末調整のアンケートで「他の所得者が控除を受ける扶養親族」の入力がある場合、収集情報の[扶養家族情報]タブに[他の所得者が控除を受ける扶養家族]が表示されます。

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収集情報を確認する手順は、下記ヘルプページの手順1と2をご覧ください。

D:収集情報のCSVファイルをダウンロードして確認する

依頼一覧にある[情報一括ダウンロード▼]>[収集情報をダウンロード]をクリックすると、収集情報のCSVファイルをダウンロードできます。

ダウンロードの対象項目は[従業員本人の情報]を選択します。

収集情報のダウンロード手順は、下記のヘルプページをご覧ください。

特定の依頼グループの収集情報をダウンロードする