年末調整のアンケートを依頼し、最後まで回答してもらうと「来年の給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」を作成できます。
従業員が以下のケースに当てはまる場合にご活用ください。
- 今年の収入が2,000万円を超えるなどの理由で年末調整は不要だが、来年の扶養控除等(異動)申告書を作成したい場合
- 12月入社(翌年給与支給)で年末調整は不要だが、来年の扶養控除等(異動)申告書を作成したい場合
「来年の給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」のみ作成が必要な従業員は、依頼グループをわけて管理することをオススメします。
また、対象の従業員への案内には、管理者からのお知らせやアンケート画面のヒントをご活用ください。
お知らせ機能やヒントの活用については、以下のヘルプページで案内しています。
注意事項
従業員を年末調整の「対象外」としてしまうと、アンケートの依頼ができません。
誤って「対象外」としてしまった場合は、依頼ステータスを「未依頼」に戻し、再度、依頼をしてください。
対象外のままでは「来年の給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」を作成できません。
年末調整のアンケートに回答すると、仕様上、不要な書類も作成します。
大変申し訳ございませんが、「来年の給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」だけを作成することはできません。
従業員が年末調整のアンケートに回答すると、以下の書類を自動で作成します。
- 今年の給与所得者の扶養控除等(異動)申告書
- 来年の給与所得者の扶養控除等(異動)申告書
- 給与所得者の基礎控除申告書 兼 給与所得者の配偶者控除等申告書 兼 所得金額調整控除申告書
保険料や住宅借入金等特別控除についての設問は回答不要です。
年末調整のアンケートで保険料や住宅借入金等特別控除の情報を入力すると、「給与所得者の保険料控除等申告書」や「給与所得者の(特定増改築等)住宅借入金等特別控除申告書のサンプル」が作成されてしまいます。
そのため、従業員へは該当する設問に回答しないよう案内してください。
詳細は次項「回答不要な設問」で説明しています。
回答不要な設問
対象の従業員には、下記「回答不要な設問」があることを説明のうえ、アンケートを回答するよう案内してください。
なお、「退職予定はありますか?」の設問については、アンケートを最後まで進めるために「退職予定がない(年末調整の対象である)」を選択していただく必要があります。
また、今年の給与収入予定額を確認する設問については、2,000万円を超える金額を入力できないため、「2,000万円」を入力して次のページへ進んでください。
設問:退職予定はありますか?
「退職予定がない(年末調整の対象である)」を選択するよう案内をお願いします。
設問:あなた自身の今年(2020年)の給与収入予定額を入力してください
今年の給与収入額が2,000万円を超える見込みの方については「2,000万円」と入力し、[次へ] をクリックするよう案内をお願いします。
給与収入額には2,000万円を超える金額を入力できません。
こちらの設問は所得金額調整控除対象の方にのみ表示されます。
設問:下記の中で今年(2020年)支払ったものや該当するものはありますか?
「ない」を選択するよう案内をお願いします。
設問:住宅ローン控除((特定増改築等)住宅借入金等特別控除)の申告を年末調整で行ないますか?
「いいえ」を選択するよう案内をお願いします。
各種控除証明書や、住宅ローン控除申告書、前職の源泉徴収票などは、従業員が確定申告をする際に使用するため、提出しないよう案内をお願いします。