Google Workspace カスタム SAML アプリの設定方法を説明します。
1. 管理コンソールから[カスタム SAML アプリの追加]をクリック
Google 管理コンソールを開き、 [アプリ]>[ウェブアプリとモバイルアプリ] の画面を表示します。[アプリを追加]をクリックし、[カスタム SAML アプリの追加]をクリックします。
2. カスタム SAML アプリの名前を設定する
カスタム SAML アプリに設定したい名前を[アプリ名]に入力します。必要に応じて、カスタム SAML アプリの説明やアイコンも設定してください。
設定が完了したら[続行]をクリックします。
3. IdPメタデータをダウンロードする
[メタデータをダウンロード]をクリックし、IdPメタデータをダウンロードします。ダウンロードしたメタデータは、SmartHRにIdPの情報を登録する際に使用します。
ダウンロードが完了したら、[続行]をクリックします。
4. サービスプロバイダを設定する
[サービス プロバイダの詳細]画面で、SmartHRをサービスプロバイダとして設定します。[ACS の URL][エンティティID][署名付き応答][名前 ID の形式]の項目を設定します。
それぞれの項目に設定する値は、下記の通りです。
項目名 | 設定値 | |
---|---|---|
➀ | ACS の URL | https://サブドメイン.smarthr.jp/external_saml/acs |
➁ | エンティティID | https://サブドメイン.smarthr.jp/external_saml/metadata |
➂ | 署名付き応答 | チェックを入れます。 |
➃ | 名前 ID の形式 |
URL内の「サブドメイン」と表記されている部分を、貴社のサブドメインに変更して入力してください。
[ACS の URL]と [エンティティ ID]に入力するURLは、SmartHRの サービスプロバイダ情報 でも確認できます。
サービスプロバイダ情報を参照しながら入力を進める場合は、サービスプロバイダ情報の[Audience]項目にあるURLを[エンティティ ID]に入力し、[ACS URL]項目にあるURLを[ACS の URL]に入力してください。
設定が完了したら、[続行]をクリックします。
5. [完了]をクリック
[属性]の画面では何も設定しません。そのまま[完了]をクリックします。完了後は、追加したカスタム SAML アプリの設定画面が自動的に表示されます。
6. [ユーザー アクセス]をクリック
カスタム SAML アプリの設定画面で、[ユーザー アクセス]をクリックします。
7. サービスのステータスをオンにする
デフォルトでは、すべてのユーザーはサービスを利用できません。[サービスのステータス]のオン・オフを切り替えて[保存]をクリックし、サービスの有効化・無効化を設定してください。設定はグループ・組織部門単位で可能です。
以上で、Google Workspace カスタム SAML アプリの設定は完了です。
SmartHRでSAML認証(SSO)の設定を行なってください。