従業員の年末調整の書類は、従業員がアンケートに回答して作成するほか、管理者が収集情報を直接編集して作成する方法もあります。
当ページでは、管理者が収集情報を直接編集して作成する方法を案内します。
依頼のステータスが「入力中」の場合、管理者による編集はできません。
ステータスを「未依頼」に戻すか、従業員に最後までアンケートを回答してもらい「回答済み」の状態で操作してください。
年末調整の依頼前に収集情報を編集する場合の注意点
収集情報の編集前に依頼グループを変更してください。
収集情報は年末調整の依頼前でも編集でき、編集した内容に応じて、年末調整の書類と前職情報が作成されます。
書類と前職情報が作成されている状態で従業員に依頼をすると、担当者が収集情報に入力した内容がアンケートに反映された状態で依頼が送られます。
収集情報を編集し、書類が作成されている場合は、「未依頼」でも依頼グループ変更を行なわないようお願いします。
「未依頼」の状態で書類を作成してグループを変更すると、グループを変更した従業員がアンケートに回答しても、書類が表示されず確認ができなくなる 可能性があります。
依頼グループの変更手順は、下記ヘルプページの「複数の依頼グループで管理する場合」に記載のTipsをご覧ください。
必須項目が未入力の場合、すべて入力してください。
収集情報を編集する際、必須項目をすべて入力しなければ情報の保存ができません。
[本人情報] の「世帯主の氏名」「世帯主の続柄」「来年の収入」は入力必須項目のため、情報の入力をお願いします。
管理者が入力した収集情報は、従業員が年末調整のアンケートに回答することで書き換えできますのでご安心ください。
1. 依頼一覧の [依頼名] をクリック
年末調整の依頼一覧画面で、書類を作成したい従業員の [依頼名] をクリックすると、依頼詳細画面に移ります。
2. 情報を編集する [項目名] をクリック
情報を編集する [項目名] をクリックすると、収集情報の編集画面に移ります。
3. 必要な情報を入力し、[保存] をクリック
編集画面で必要な情報を入力し、[保存] をクリックすると、画面左下に「収集情報を保存しました」というメッセージが表示され、入力した内容が保存されます。
1. 入力した内容に応じて書類の内容および控除対象が書き換わります。
例えば、源泉控除対象の配偶者が存在する状態で、本人情報の給与収入を「1,095万1円以上」に変更した場合、配偶者は源泉控除対象ではなくなります。
2. 寡婦・ひとり親控除については、情報を書き換えても控除対象として自動で判定されません。
寡婦・ひとり親控除の対象とするには、必要情報を入力後、本人情報の [今年の寡婦・ひとり親控除] [来年の寡婦・ひとり親控除] の項目に必ずチェックを入れる ようお願いします。
従業員の回答を確認し、寡婦・ひとり親控除の対象とさせる手順については下記のヘルプページで案内しています。