従業員にSmartHRからのメールが届かない場合の原因と対応方法です。
必要に応じて、エラーの確認方法もご覧ください。
メールが届かない原因
入力したメールアドレスが誤っている
入力したメールアドレスに誤りがある場合があります。
対応方法
入力されたメールアドレスが正しいかをご確認ください。
アカウントのメールアドレスは[個人設定]>[メールアドレス設定]で変更・確認が可能です。
メール受信が拒否設定されている
キャリアメールの場合は、「PC からのメールの受信拒否」や「URL 付きメールの拒否」などの設定により、正しく受信できない場合があります。
対応方法
「smarthr.jp」ドメインからのメールを受信できるよう設定してください。
以下は、キャリア別の対応方法です。
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docomo
指定受信/拒否設定 | お知らせ | NTTドコモ へアクセスし、該当する設定方法を参考に「smarthr.jp」 を受信リストへ追加してください。
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au
受信リスト設定 | 迷惑メールフィルター機能 | au へアクセスし、該当する設定方法を参考に「smarthr.jp」を受信リストへ追加してください。
上記を設定しても受信できない場合は、 なりすまし規制 | 迷惑メールフィルター機能 | au の設定変更をお試しください。
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Softbank
迷惑メールの受信許可・拒否設定をする | 迷惑メールでお困りのとき | お客さまサポート | モバイル | ソフトバンク へアクセスし、該当する設定方法を参考に「smarthr.jp」を受信許可リストへ追加してください。
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キャリアメール以外の場合:Google Workspace
Gmail で IP アドレスをホワイトリストに登録する|Google Workspace 管理者 ヘルプ を参考に、送信元 IP アドレス 「168.245.113.131」をホワイトリストへ追加してください。
RFC違反のメールアドレス
RFC違反のメールアドレスには、SmartHRから通知メールが届かない場合があります。
対応方法
RFCに準拠したメールアドレスに変更してください。
RFC(Request for Comments)とは、「IETF(インターネット技術標準化委員会)」が発行する、国際的なインターネットの技術ルールを定めた文書を指します。
RFCのルールに準じたメールアドレスは、以下の条件を満たしている必要があります。
- 半角英数字のみを使用している
- 「.(ドット)」「-(ハイフン)」「_(アンダースコア)」以外の記号を使用していない
- 記号を最初と@の直前に使用していない
- 記号を2文字以上続けて使用していない
メールアドレスに大文字が含まれている
SmartHRでは、登録されたメールアドレスはすべて小文字に変換されます。
たとえば、 「SmartHR@smathr.co.jp」というメールアドレスを登録した場合、 「smarthr@smarthr.co.jp」というメールアドレスに変換されます。
そのため、メールの受信側のサーバーが大文字と小文字を区別して管理している場合、SmartHRからのメールを受信できません。
対応方法
英字部分はすべて小文字にし、RFCに準拠したメールアドレスに変更してください。
エラーの確認方法
SmartHRから送信したメールが従業員に届かなかった場合、[共通設定]>[メールアドレスアカウント]/[社員番号アカウント]>[一覧]の従業員のメールアドレスに[!]が表示されます。
[!]にカーソルをあわせると、メールが届かなかったエラー原因を確認できます。
[!]が表示されている間は、再度送信の操作をしても、システム上で配信が停止してしまうおそれがあります。原因を解消して、再度操作してください。
メールアドレスアカウント
社員番号アカウント
エラーの意味
バウンス
送信したメールが受信側メールサーバに拒否されたときに発生するステータスです。
よくある発生原因としては、下記が挙げられます。
- メールアドレスのスペルに誤りがある
- 存在しないメールアドレスが指定されている
- 宛先メールボックスが一杯になっている
スパムレポート
メールの受信者が受信したメールを迷惑メールとして報告し、受信者側のメールサーバーからSmartHRのメールサーバーにフィードバックされたときに発生するステータスです。
ブロック
メールが受信側のメールサーバーに拒否されたときに発生するステータスです。
これはメッセージ自体に起因する拒否であり、宛先メールアドレスは問題ありません。
たとえば、送信元のIPアドレスがブラックリストやブロックリストに登録されていたり、メールのコンテンツが受信側のメールサーバーによってフィルタリングされて発生することがあります。
受信設定の確認方法は、同ページの「2. メール受信が拒否設定されている」をご覧ください。
無効なメール
メールの標準フォーマットに則していないメールアドレスや、受信側のメールサーバーが存在しないメールアドレスにメールを送信した場合に発生するステータスとなります。
“@” がない、特定の記号やスペースがある、といったメールアドレスはこれに含まれます。
SmartHRのメールサーバーだけでなく、受信側メールサーバーが無効だと判断する場合もあります。
アカウント一覧をCSVでダウンロードした場合のエラー確認方法
CSVファイルに、エラー番号と理由が出力されます。
- エラー1 = バウンス
- エラー2 = スパムレポート
- エラー3 = ブロック
- エラー4 = 無効なメール
【CSVダウンロード結果の例】
エラーを解除する方法については、下記のページをご覧ください。