年末調整後、「所得額に差異が発生した」「扶養親族情報の記載が漏れていた」等の理由で申告内容の訂正が必要な場合に、年末調整をやり直す方法を説明します。
当ページでは、依頼グループは変更せずに「差し戻し」または「修正依頼」をして修正が必要な箇所のみ対応してもらう方法を案内します。
再年調の対象者だけを集めた依頼グループを作成して進行・管理する方法もあります。
しかし、依頼グループを変更するには対象者の年末調整を [未依頼] に戻す必要があり、年末調整を [未依頼] に戻すと、従業員が年末調整のアンケート回答時に入力した情報が削除されます。
管理がしやすい一方、情報を再度一から収集し直さなければいけなくなるためご注意ください。
1. 再年調の対象従業員が含まれる依頼グループの受付終了日を削除、または期間を延長する
年末調整の締切設定で受付終了日を設定している場合は、受付終了日の削除または期間の延長をして、再年調の対象従業員が情報を入力できる状態にします。
「受付終了日」を迎えている場合でも、ステータスが [回答済み] または [再回答] の場合は、「差し戻し」および「修正依頼」が可能です。
受付終了日の削除または期間の延長については下記のヘルプページをご覧ください。
受付終了日の削除または期間の延長をしても、依頼グループに含まれる従業員への通知は行なわれませんのでご安心ください。
2. 再年調の対象従業員に「差し戻し」または「修正依頼」をする
「差し戻し」または「修正依頼」の手順について、詳細は下記のヘルプページをご覧ください。
書類が作成されていない場合は「差し戻し」ができないため、「修正依頼」をしてください。
「差し戻し」または「修正依頼」を受けた従業員の操作手順は下記のヘルプページをご覧ください。
Tips:再年調の従業員を管理する
ステータスで管理する
SmartHRの年末調整機能には、再年調を示すステータスがありません。
そのため、再年調が必要ない従業員のステータスを [確定] にして、再年調中の従業員と区別できるよう管理することをおすすめします。
なお、書類一覧・前職情報一覧画面では、年末調整のステータスによる絞り込みができないため、書類一覧の確認状況と前職情報一覧の確認情報は [チェック済み] にして対処をお願いします。
ステータスの変更方法は以下の各項目をご覧ください。
年末調整を [確定] する方法
依頼一覧で再年調が必要ない従業員にチェックを入れると、項目名の下にメニューが表示されます。
[まとめて確定する] をクリックすると確認画面が表示されるので、[確定] をクリックするとバックグラウンド処理が始まります。
バックグラウンド処理完了後、ステータスが [確定] になっていることを確認してください。
書類一覧の作成状況と前職情報一覧の確認情報を [チェック済み] にする方法
書類一覧で再年調が必要ない従業員にチェックを入れると、項目名の下にメニューが表示されます。
[選択した書類をチェック済みにする] をクリックすると確認画面が表示されるので、[チェック済みにする] をクリックするとバックグラウンド処理が始まります。
バックグラウンド処理完了後、作成状況が [チェック済み] になっていることを確認してください。
前職情報一覧も同様の手順で [チェック済み] にしてください。
管理者メモを併用する
管理者メモにコメントを記入して管理する方法もあります。
管理者メモの利用方法は下記のヘルプページをご覧ください。